新潟市に住んでいて、やはり郊外に行くと今一歩、写りが悪い…、アゼストのアンテナを室外に仮付けして走行した時には感じなかった事なので、やはり室内では限界があるのかもしれない…。考えてみれば、いくらリアウンドウに取りつけているとはいえ、アンテナの前方にはルーフがあるのだから、電波が遮られてしまうに違いない…、本来、その前方の電波をキャッチするハズのフロントウインドウのアンテナが、二股のままでは役不足なのか?という疑念がふつふつと湧いてきた。
しかし、なかなか室内用で良いと思えるアンテナが見つからなかった。ある時、東京に出張があり、期待半分で秋葉原へと向かった、そこで私は千年の恋人に巡り合えた!と思うほどの、室内アンテナに巡り合えたのだ…。
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やっと巡り合えた、シンプルな室内アンテナ「マルハマ製」である。 |
定価は\6,000-くらいで有ったと思うが、ここは秋葉原である。私は結局、\2,980-で購入する事になった。従来の室内アンテナと言えば、大げさな物が多かったが、こと、このアンテナは、デザインがシンプルで大変に気に入った。早速、新潟へ帰ると、フロントガラスの二股アンテナを外し、コイツを付けてみた。結果は、まったく二股アンテナなんぞ、足元にも及ばない感度であった。ここまで来ると、単独での感度も知りたくなるのが人情。リアのアンテナをキャンセルして、早速走行してみた。
これが、意外に写りがいのである。
さすがに、室外のV字アンテナには敵わないが、現状取りつけているリアのロットアンテナに近い感度を得られるのだ。
これで、リアガラス「ロット・アンテンナ」、フロント「マルハマ室内アンテナ」という組み合わせで、結構映る様にはなったが、まだまだ、郊外では室外ロットアンテナの敵ではなかった。
次ぎの刺客に巡り合うまで、また一年の期間が必要で、なお且つ「マルハマ」の最強と言われる室内アンテナとの巡り合わせも、今しばらく待たなくてはならなかった。