悪戦苦闘して早三年、今のヘッドユニットでは現状が限界だろう。
まずは、アンテナの入力系統が2系統しか無い事。これでは、正直に言って室外アンテナであってもクリアーな画像のキャッチは難しいだろう。
そして何よりヘッドユニットそのものの、性能の限界である。
特にオーディオの分野では、技術の進歩は秒進分歩である。特に顕著なのはナヴィの性能だ。
当時、二十万円中頃で買ったナヴィだが、今の一番安いCD-ROMのナヴィと比べて、検索速度、自車位置の精度は劣ってしまうというのが実情なのだ。
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リアのパルウス(外側より)
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リアのパルウス(室内より)
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さて、自分で作ったシステムの最終的な姿は、リヤに「パルウス」、そしてフロントには「マルハマAGS-175」を・・。
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フロントガラスのマルハマ
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ヘッドユニットには、アンテナ入力が二系統しか無いので、「パルウス」と「マルハマAGS-175」のアンテナとヘットユニットの間には「SONYダイヴァーシティユニット」を組み込んだ。
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一番苦労したSONYダイヴァーシティユニット
現在は助手席のダッシュボードの下に…
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本来なら、アンテナとヘットユニットの間には何も無い方が良い。
しかし、現在のシステムではアンテナからの出力が5系統…。
「パルウス」の出力4系統を「SONYダイヴァーシティ・ユニット」に入力して、ダイヴァーシティからの出力をヘットユニットの2系統の内の一系統へ。
「マルハマAGS-175」の1系統の出力をヘットユニットの残りの一系統に入力させた。
これで、純正のユニットとしては恐らく最良のシステム…と自負している。
室内アンテナに拘って、ここまで来たが、ずいぶんと室外アンテナの性能を驚愕する様になった。
クルマをスタイリッシュに乗りたい。綺麗な画面が見たい…
人間の欲望は果てが無い。
恐らくこれからは、室内アンテナが主流となって、別の意味でアンテナを主張したいニーズもあるので、室外アンテナも生き残って行くだろう。
また色々な製品も出てくるので、今度は製品を見る目が重要になってくるハズだ。
次回はよいよ最終回!今までの経験で気づいた注意点をまとめてみたい。