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スタンザ(T11)編
(そう、これはもう未来!)
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スタンザ(T11)編

■そう、これはもう未来!

皆さんは、覚えているだろうか?T11系の3兄弟を…
日産が世界進出を声だかに言い始めた'80年代、日産の世界戦略車として、T11系は生を受けたのだ。

それまでのA系のエンジンから、まったくの新開発のCA系を載せた始めての車種である。
スタイルは極力ムダな面と線を廃したスムーズな、ある意味、シンプル&クリーンなもので、あの「徳大寺」をして「今までの国産車に無い、思想のあるクルマ」とベタ誉めした車種である。

HBも用意されていた

TVCMは、関口  宏が「これはもう未来!」なんていう、意味不明なキャッチコピーで宣伝していたと記憶している。

しかし如何せん、それまでの豪華であくまで直線基調のクルマ好きな日本人がこれからの国際スタンダードだと、日産が宣伝しようが売れなかったのが事実であった。

シンプルな外装に比べ内装の色は…

もしかしたら、今の日産の迷走混迷路線は、このクルマから始まったのかもしれない…

なぜなら2年後のMCで、エッと思わされる事を日産はやってしまったのだ。

あれだけ高尚な思想で開発デザインされたハズなのに、一変してどこにでもあるフツーのクルマ路線に変更させてしまったのだ。

もちろん「徳大寺」の評価は「民衆にコビた、駄作…」とまで評価が下がり、こうまで一般的なリデザインをしたにも関わらず、販売台数は伸びなかったのである。

確かにここから日産の迷走は始まったのだ。

自らの思想を世に問えば不人気。
ユーザーの声に仰合したデザインにしても売れない…いったいどうしたらいいのか?
日産は終わりの無い迷宮に迷い込んでしまったのだ。

ユーザーサイドに立った(仰合するのではなく)クルマ作りを忘れてしまったのが痛手であった。

現在の日産の豪華仕様に通じるデザイン
初期の真紅の銀座デザインよりは…

また、その思想を理解させ様とするのでは無く、ユーザーの声を勝手に自問自答をした結果、簡単に自分の主張を曲げて出されたのでは、まず現行型を買ったユーザーの存在をあまりにも無視する結果となり、日産離れを加速させる結果となってしまい、購入しなかった層にも、やっぱり日産はコロコロ思想が変わるメーカーだと言われる様になってしまった。

ひとつひとつは良いのだが、全体を見ると…現在まで続く日産のツメの甘さが露呈したモデルであったと言えるだろう。

誰が見ても良いねぇというデザインなのに売れなかった
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