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スタンザ(PA10)編PART2
(リゾートライフは悪路走行も…)
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復活!ブルーバードへ


2匹目のドゼウは居なかった…

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後期に入って、何だか濃い表紙に…

PA10も後期に突入して、一向に上向かない販売台数の向上が急務となった。
その頃、日本では、欧米列国から「働きバチ」と非難され始めて、やっと「ゆとり」を持とう・・という風潮が芽生え初めて来ていた。

ローレルの「ゆっくり走ろう」とかのCMに見られる様に、クルマの世界にも単純な早さとか、汗臭いスポーツ性が果たして・・といった考えが出てきた。

そんな時にHITしたのが、310サニーの「カリフォルニア」というモデルであった。
カリフォルニアは、アメリカで先行発売されて、結構な数が出てHIT作となっていたのだ。
明るいカラーリング、ボディーサイドのウッドパネル、そしてクーペ並に低められたルーフで、これまでのヴァン達との差別化を図っていた。

その成功を、もう一度・・と思うのは世の常であろうか…

やはり日産はやってしまったのである。


やはり「カリフォルニア」のHITにあやかりたい!そして、だんだんと盛りあがってきたRVヴームに願いを託して、ヴァイオレットとスタンザに5drモデルが登場した!
これが、作ったメーカーも忘れてしまっているという噂まで出ている、「ヴァイオレット5dr」と「スタンザ リゾート」である。

この二車種については、殆ど現存するモノは無く、また当時でもまったく走っているのを見た事が無い、日産でも最高の、いや孤高のレア車である。

何を隠そう、私も現行車の時、2〜3度しか見た事がないのだ!

最後のFRサニーとして有名だが、コイツのHITも忘れてならない 遂に登場!スタンザの5DR。その名は「リゾート」

カリフォルニアと同じ文法「5dr、低められたルーフ」王道である。
確かにユーティリティは良いのだが、ハッチの開口部が高く、荷物の出し入れが大変であった。

話はスタンザ・リゾートを中心に進めたいと思う。

リゾートは、サニーカリフォルニアの文法に法り、ルーフを低め、リヤゲートの傾斜をキツクして、スタイリングに躍動感を与え、商用車臭の、払拭に腐心していた。

合わせて当時、日産の独壇場であった、ツートンの手法「トーンオントーン」をイメージモデルに駆使して、高級感の表現にも務めていた。

このヴェージュとブラウンのトーオントーンは、ボディサイドまででなく、なんとリヤゲートまで回り込むという、実に手の凝った方法が取られていた。

確かにこのカラーリングは、過去から現在に至るまで、最高に手間が掛かったであろうツートンである。

一方、ユーティリティであるが、確かにリヤシート後方には広大なラッゲージスペースができたが、残念な事に、リヤハッチ開口部が高く、実際には荷物の出し入れが大変だった…記憶がある。

ここが、先輩たるサニーカリフォルニアとの大きな違いであった。

一番安いグレード。しかし低められたルーフでグリーンハウスが小さく、確かに白色なのに商用車臭がしない。しかし4速MTオンリーとは… 一方の最高級グレード「X-E」。このカラーリングは充分に高級だ。今見ても新鮮で、なかなか良いと思うのだが・・。


悪路の為にハードサスペンションを?しなやかな方が…
ただ残念なのは、まだアウトドアというと悪路と言った概念がメーカーにもあり、それがカタログにも反映されているのは、ある意味で、当時の日本人のアウトドア感が良く分かって面白い。

しかし、ながらこう言ったワゴンボディの投入にも関わらず、一向に販売台数は向上しなかった…。

そこで、日産は次の手として初代プレリュードで人気が出始めた、サンルーフの投入を決めた!


カタログの表紙、サンルーフが強調 実はこのカタログは、開くと表表紙と裏表紙でひとつの画になっているのだ。
もちろん、スタンザの豪華路線の宣伝も… 確かに落着いては見える。確かに「赤系」の色は日産のお家芸だ。

なぜ、スライドルーフでないか?余談だが、このモデルは私のタイプである。

サンルーフが追加となって、リゾートのイメージカラーも変更になった。
それは、あのトーンオントーンでは「落着き」とか「高級感」といったスタンザ本来のイメージが表現できない…というモノであった。

カタログでは追加となったサンルーフが強調される一方で、落着いたワインカラーがイメージカラーとなっていた。

確かに、あのツートンはインパクトはあるが、いざ買うとなると躊躇したユーザーが多かったというのも、うなずけない話ではない・・。
もちろん、本来の路線「小さな高級車」といったコンセプトは引き続き継続された。

しかし、このサンルーフ追加には、大きな問題があったのだ。
それは、カリフォルニア文法である「低いルーフ」が高級車たるスタンザらしくないサンルーフにしてしまったのだ!

なんと、スライディング・ルーフでは無く、何と脱着式ルーフだったのだ。

なぜ?脱着式になってしまったのか?

それは、低められたルーフの為に、スライディング・ルーフでは頭上高が確保できなくなってしまっていたからなのだ。

せっかくの開放感も、重いルーフの脱着と、外したルーフがラッゲージルームを占拠してしまうという、なんとも付け焼刃的なモデル追加といなってしまって、その魅力を半減させてしまったのだ…。

ただ、「鉄板ルーフ」と「ガラス・ルーフ」が選べる事は、特筆できる特徴と言って良いだろう。

俗に言う「鉄板ルーフ」と「ガラスルーフ」が選択できた・・。

インパネのこのスイッチを引かないとサイドから温風が出ない・・今から見ると…
あと、空調についてこの頃から、随分と工夫が見られるようになったが、ひとつだけ面白いギミックな装備が、このPA10にはみられるのだ。

それが、「SIDE DEF」スイッチだ!

今であれば、空調のレヴァーひとつで自動的にサイドにもエアーが出るが、この当時は、まだ見なれない装備であった。

何よりも、わざわざそのスイッチを引かなくてはサイドヴェンチレーションができなかったというのは、なかなか面白い装備である。

一説には、まだサイドまで回せる空気量が確保できなかったから・・とか諸説あるが、これは日産が、あえて別動作にする事によって、特別なそして高級な装備だ!と強調したいが為にそうしたというのがホンネだったらしい。

その証拠に、高いグレードにしかそれは用意されなかった事からも伺えるのである・

何とか売れる様に努力は続けられたが、末期まで台数は上向く事はなかった。

確かにコンセプトは良かったが、エクステリアにしてもインテリアにしても、PA10ではなければならない…といった個性に乏しく、次々に追加されるモデルや装備
も付け焼刃的であった為に、ますます中途半端な感じを払拭できなかった・・。

これは海外でも同様であった。

おかげで、リゾートなる、メーカーでさえ作った事を忘れてしまったという噂が出るくらい、印象の希薄なレアカーができてしまったのだ。



PA10の一方ヴァイオレットでは、特にネーミングは無く単純に「5DOOR HB」として売られていた。 海外では、ずいぶんとスポーティなイメージで売られていたのだ。
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