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海を渡った日産車たち
中国産藍鳥
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中国に藍鳥あり!

日本では今ひとつぱっとしないセダン重要であるが、中国では、
セダンの需要が高く、その中でも、中高級車のセグメントが意外
に売れているのだ。
我がブルーバードも、中国ではある意味高級車のセグメントで
好調なセールスを続けている。
その名は「風神汽車 新藍鳥」そう、我らがブルーバードである。

躍動的なショット!藍鳥の勢いが出てる様です                    定番のモノカラー。風格を醸し出しています。

これらの画像を見ていて、はて、一体ベース車は何だろう?と思われる方も多くいらっしゃると思いますが、ベースは
U13のセダン。
全長4703×全幅1695×全高1408という、まるで昔の日本の高級車の様な細長いプローポーションをもつセダン
である。

この「風神汽車」というメーカー、実は、上海、第一に続く中国第三位の自動車
メーカー「東風汽車」の子会社で、近々、合併されて「風神」という名前は無く
なってしまう模様なのだ。
この「新藍鳥」が導入された背景には、日産と東風との激しいやり取りが隠され
ていたのだ。

当初、東風は、利幅が大きく多くの需要が見込める高級車(セドリック)の導入
を日産に働きかけたのだが、これが技術的問題等で日産が拒否!
一時は東風と日産との関係が冷えかかった時期もあったが、トヨタの急激な
進出に危機感を持った両社が歩み寄り、「新藍鳥」のリリースと相成ったのだ。
このショットからみるとベースがU13と分かる。
テールランプの処理に「本当はセドリックが・・」という無念さが・・・

「新藍鳥」のベースはU13とは言え、中国では高級車のセグメントに導入されるので、内装等は思いっきり豪華にしつ
らえられた。

本皮の内装、電動シート・・・そしてインフィニティばりのインパネのアナログ時計。


細部に渡って上質・・・なんていう、シルフィーのTVCMのキャッチが
吹っ飛んでしまうくらいに、本当にデザインされ、本当に質感の高い
内装。
元々、バブリーな時に開発されたU13で、内装の凝った作りには定
評があったが、ここに来て輪をかけて高級である。
どうだっ!と言わんばかりの気迫のこもった作りの内装。

これだけ装備が入って、車重も増えているので、エンジンはKA24あたりが・・
と思われるかもしれないが、なんとベースのU13と同じSR2ODEのみなのだ。
しかも、U14に積まれた改良型では無く、従来型なのだが、公害対策のゆるい
中国に合わせて、排ガス対策も日本より簡略化されているらしく、これで充分に
必要なパフォーマンスを持っていると言うのだが・・。







見なれたSR20DE 給排気系を見ると前世代だ

さて、中国のブルーバード物語は実はこれで終わりではない。
同じく風神汽車では、もろU13が今でも売られているのだ。

その名は「風神T 7200」である。



日本では、そのスタイルから余り受け入れなかった
U13であるが、かの中国では、かなり好評である
という。
同じアジアでありながら、隣国中国の人々の感性は、
実はアメリカ的なのかもしれない。








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