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血統 ブルーバードの伝統の証「SSS」の秘密に迫る
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血統 ブルーバードの伝統の証「SSS」の秘密に迫る。。
歴史観が薄いと言われている日本車の中にあって、かつての日産はブランドというモノを育てようと必死で
あったし、その証として「エンブレム」や「バッヂ」というモノに拘りをもって市場にリリースしていた。

以前ブログしたが、代表的なものとして「スカイライン」の「GTエンブレム」が良く引き合いに出されるが、
実はブルーバードの「SSSエンブレム」も秘めた歴史がある事をご紹介しよう。。。

ブルーバードに「SSS」(スーパー・スポーツ・セダン)というグレードが生まれたのは「410」からである。。
「SSS」の誕生の前には「SS」(スポーツ・セダン)が昭和39年3月にリリースされていた。

それまでの「410ブル」には1000cc と1200cc のふたつの排気量があったが、ピニンファリナのデザ
インが不評で、そのてこ入れとして、1200cc のエンジンにSUツゥインキャブを搭載し「SS」を登場させた。
ノーマルの55PS、8.8Kg・m に対して「SS」は65PS、9.0Kg・m を誇った。

ところが、そんなてこ入れを嘲笑うかのごとく、9月にはライヴァルのコロナがフルモデルチエンジを行った
のだ。
直線基調のコロナに対して、尻下がりに見えた410はますます販売で苦戦を強いられる事になった。

そのコロナに対抗するために昭和40年5月、「410ブルーバード」は、さらに排気量をUPして1300cc
に一本化され、また2週間後には、排気量を増して登場した「SS」と同様に、SUツゥインキャブを搭載した
「SSS」を誕生させた。



それ以来、ブルーバードには「410」と同様に「SSS」が設定され、ラリーやレースシーンにおいて活躍
する事となったのだ・・



TOPに歴代の「SS」や「SSS」のエンブレムを並べてみたが、皆さんは何かお気づきになら無いだろうか?

実は「SSS」の文字のデザインが「510」から基本的には変わっていないのだ。

これは、日産が、そして歴代の開発者達が、「SSS」というブランドを大事にし、その血筋を大事にしたい・・
という思いを込めて、「基本的なSSSのデザインは変えてはならない」という不文律を作り守り続け
ていたからなのだ。。。

代が変わるごとに、そのエンブレムやバッヂが変わる事が当たり前・・・という風潮の中、ブルーバードの
「SSS」は、代々守られてきたのだった。。

そんな「SSS」の歴史の中で一度だけ「スーパー・スポーツ・セダン」では無い「SSS」が存在していた。
それがU13の「SSS」であった。

U13の「SSS」は「Sophisticated Sporty Sedan」の略であった。

しかし、そのフロントとリアに燦然と輝く「SSS」のバッヂのレタリングは、やはり510以来の伝統が守られ
ていた。

「歴史」や「伝統」を重んじる事が無い・・・と言われ続けてきた国産車にも、こうしてスカイライン同様に、その
意味合いを重んじ、歴史的血統を守り続けてきたクルマがあった事を、ぜひブルーバード、いや日産のファン
ならずとも、国産車のファンの皆さんに知っていて欲しいし、誇りに思っていて欲しいと思うのだ。

残念ながら、スカイラインもブルーバードも、この良き伝統が途切れてしまったが、もし「日産の関係者」
の方がこれを読まれていたら、ぜひ次期スカイラインにしろ、ブルーバードにしろ、歴史と思想の継承を
考えて欲しいのだ。

ブルーバードのファンの皆さんにも言いたい。

単純に「直線が良いだの」「平面がいいだの」という見てくれの論議も良いが、もっとクルマの奥に息づく思想や、
何を持ってブルーバードたるかを真剣に考えて論議して欲しいと切実に思うのだ。
今、私たちが立ち上がらないと、本当に日産の良き伝統や、国産車にも誇りうる思想があった事が消えてなく
なってしまうのではないかと、私は危惧しているのだ。

確かに、売れてナンボの世界である事は重々承知だが、ブランドというモノの価値を再認識して欲しいと願って
止まないのだ。。。
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