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インチアップに幅広タイアでも・・
空気圧の管理していますか??
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タイアが泣いている・・・

ここ数年、インチアップだの何だのと、タイアへの感心が増している。
タイアへの感心が増している事には、僕は大賛成なのだが、その実、中身が伴っていない事に非常な危機
感を覚えるのだ。

タイアの選択で良く聞くのが、「ショップで勧められたから・・」というコメントだ。
もちろん、相手はタイアを売っているプロなのだから、アドヴァイスを求める事は間違っていないと思うの
だが、それを鵜呑みにしてしまっては「消費者」として「賢い」とは言えないのではないだろうか?

またショップというのも、実は「ブリヂストン系」だったり、「ヨコハマ系」だったりして厳密には公正なアド・
ヴァイスではなかったりするのだ。。。

タイアの選択のしかたや、タイアの記号の読み方に付い
ては、数々のサイトや読み物で紹介されているが、その
中でも「空気圧」については、正直まったくもって正確な
アドヴァイスを与えてくれるモノが無い事に僕は大きな
矛盾を感じている。

クルマからはみ出さない、外径を合わせる・・といった、
クルマの運動性や安全の面から大切な事を連呼する事
も大事だろうが、実はもっと「空気圧」という重要なファク
ターがある事を重視しているサイトなどが少ないと感じ
ているのは僕だけだろうか?

「空気圧」の管理こそ、簡単で確実で効果的なメンテは
無いと思うのだ。

そこで皆さんに、自分や家族と言った大事な同乗者の命を守る為にも「空気圧」に関してコメントしてみたい
と思うのだ。

自分のクルマのタイアを知ろう!

自分のクルマに装着されているタイアに関しては、フロントドア部などに、サイズと空気圧が書かれた一覧表
がある事はご存知だと思う。
ここに記載されているサイズのタイアを大人しく装着して乗っている場合には何ら問題は無いだろうが・・・・

インチアップなどをして、この表にないサイズを選択した場合に、皆さ
んは空気圧の管理をどうしているだろうか??



そんなインチアップなどで、サイズを変更したユーザーの数名にハナシを聞くと、一番多かった答えが標準と
同じ「空気圧」にする・・・というものが多かった。

果してそれは正解なのだろうか?

ここで大きな「落とし穴」があるのだ。「LI」こと「ロードインデックス」の存在だ。
多くのドライヴァーが、空気圧の管理をしていると胸を張って言うが、「ロードインデックス」まで気遣って
「空気圧」を管理している事は殆ど無いのが実情だ。
それでは「ロードインデックス」とは何か?と言えば・・・


タイアのサイズを眺めた時、先頭の幅を示す「205」とか「195」と言った数字や、次の扁平率を示す「60」
や「50」などと言った数字は注目される事が多いが、末尾の「87」とか「88」と言った数字に着目するユー
ザーは正直少ないだろう。

それでは「ロードインデックス」とは何かと言うと、簡単に言えば、タイヤ一本で賄える最大の荷重の事・・・
無論自動車メーカーは、そのクルマごとにタイアに掛かる荷重を計算して、タイアを選定しているのだが、
それを無視してユーザーがタイアを選定したらどうなるか?
タイアを代えて「ロードインデックス」が増える分には問題は無いが、減ってしまっては最悪タイアが荷重に
耐える事ができず、破損してしまう危険性があるのだ。

特に「インチアップ」という手法を行った際に、その傾向が顕著になるので注意が必要なのだが・・・・。

ここで私のLIMITED号で検証してみよう。

私の場合は、標準は「195/60R15 88H」だったのを、「205/50R16 87V」にインチアップ
したのだが、「ロードインデックス」に注目して欲しい、「88」から「87」に低下してしまっている。

通常は上の表の通り、「タイアの外径」もほぼ同じ、これでOKとする向きが多いのだが、実は「ロードイン
デックス」が低下しているのでNGなのだ。。。

これを多くのユーザーは、まったく意に介せず「カッコ良いだろう!」と無知を丸出しに乗っているのだ。
さらに問題なのは、インチアップした販売店も、下手をすると「ロードインデックス」なんて無視して、「空気
圧」の事をドライヴァーに言わない、いや販売店も実は知らなくて言えない・・という実態があるのだ!

それでは、もう「ロードインデックス」が下がったら、憧れの「インチアップ」は無理なのか?・・・というと、
ちゃんとできる魔法の原理があるのだ。

それが「本当の空気圧管理」という手法だ!



上の表を見て欲しい、実は世の中にはこんな便利な表が存在するのだ。それなのに、この表を初めて
見た!というドライヴァーも多く居るのではないだろうか?

単位はSI単位への移行で「kPa」になっているが、厳密には違うのだが、「100」で割れば・・つまり、二
桁目と三桁目に「点」を打てば、昔ながらの「kg/cm3」に置き換える事が出来る。

それでは、またlimited号で正しい「空気圧」の選定を行ってみよう。

標準は「195/60R15 88H」で日産の指定空気圧は「前2.2」、「後2.0」だ。
それを、この表で見ると「LI値88」で、「空気圧220(2.2kg/cm3)」の値は「530kg」。

一方、インチアップした方はと言えば、「205/50R16 87V」なので「空気圧220(2.2kg/cm3)」
のままだと・・荷重能力は「520kg」・・・タイア一本で「10kg」も耐えれる荷重が減るのだ!
タイア四本で「40kg」!こりゃ結構大きな数字だと思いませんか??

「ロードインデックス87」で心配無くカーライフを楽しむには・・・「LI値87」の荷重を辿ってみよう・・
すると「荷重能力」が「530kg」の所が有るではないか!
その時の「空気圧」は「空気圧230(2.3kg/cm3)」、つまり「ロードインデクス」が「87」のタイアでも
「空気圧」を「10(0.1kg/cm3)」上げれば問題なく使えると言う事なのだ!

このコンテンツの中ほどの、エアーゲージの画像で、値が「2.3Kg/cm3」を指していたのは、こんな
理由からだったのだ。

また「ロードインデックス」には「リインフォースド規格タイヤ(エクストラロード規格タイヤ)」という
通常の空気圧より「高い空気圧」を要求するものがあるので、注意されたい。

「ロードインデックス」と「空気圧」の関係は、簡易の方式では、「ロードインデックス」が1下がると
「空気圧は10(0.1kg/cm3)」上げないといけない・・という方式も、以前から言われている。

セダンより車重が重く、積載する機会の多いワゴンなどは特に「ロードインデックス」には注意して欲
しいと思うのだ。

最近は高速での「バースト」が多いのでは・・とも囁かれている。これは、勿論荷重的に厳しいワゴン
系のドライヴァーが空気圧の管理を怠って・・というパターンも多い様だが、「ロードインデクス」の事
を知らないでタイアを交換して、過荷重に耐えれなくなってバースト・・という悲劇も多いのではとも。。。

日本のドライヴァーは、タイアに関して余りにも「無知」というのは、悲しい現実なのだが、このコンテ
ンツを読んで、一人でも多くのドライヴァーが、タイア無知という汚名を返上してくれると幸いである。

そうそう、いかに外国、特に欧州のドライヴァーやメーカーがタイアに神経質なのか?という良い例
がある。
BMWのドライヴァーなら当たり前の知識だが、BMWの車両の「空気圧」の指定の細かさは、いい
加減なタイアの知識しか持ち合わせていない日本人にとって、恐るべき事実である。



乗車人員などによって、これほどまで事細かく「空気圧」の指示がされているのだ。
ここまで神経質になれとは言わないが、我々日本人も、もう少しタイアに対する知識を持ち合わせた
い。。
そう思ってしまうのであった。

「タイアは命を載せて走っている」

この事を肝に銘じてクルマに乗って欲しいと願って止まないのだ。

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